沢登りを楽しもう~大自然と水遊び~ 第1回
みなさんこんにちは。
九州SUP情報局のBepper(ベッパー)です。
SUPを始めよう!~スタンドアップバドルボード入門~をブログで書いています。週末は主に海に出る筆者ですが、世間では夏休みに突入したため、人が多くなってしまいました。
はてなブログも今週のお題「夏休み」とのことですが、筆者は海で水着のお姉ちゃんを眺めたり、人ごみの中で肌を焼いたりということが好きではありません。
自然が好きだから、海に出る。水遊びが好きだから、SUPに乗る。そういった環境に身を置くことが好きなので、筆者は人が多くなる夏休みはあえて「山」へと向かうこともあるのです。
とは言っても、ただ登るのではありません。カブトムシやクワガタを追いかけるわけでもありません。
「沢」を探すのです。そして「沢」を登ります。
いわゆる「沢登り」をするのです。
沢登りって何?そんなことが面白いの?
と思ったそこのあなた。
めちゃくちゃ面白いです!
こんな本も出ているほど・・・、
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大自然の沢をどうやって登るか、足をどこに踏み出すか考えながら進むわけですが、何しろ相手は自然ですから人間にとって都合よくできているわけがありません。
ただ、じっくり眺めて、進む方法を考えると、正解の選択肢がじわっと浮かび上がってきます。
そして、乗り越えられるかどうかドキドキしながら足を踏み出すと...、
進めたー!
という達成感を味わうことができます!
まるで、マインスイーパで「ここは大丈夫かどうかわからない、ただ、限りある情報では恐らく...恐らく...大丈夫!」と判断するあの感覚。
麻雀なら「安パイじゃないけど、通したい...!」というあの感覚。
ただ、沢登りは、失敗しても爆弾は爆発しませんし、誰かに「ロン!」と叫ばれることもありません。
やり直せば良いのです!リトライができます!
ただ、時には失敗すると死んでしまう...という場面があります。(マジです)
落ちたらたぶん、骨何本か折れるな...という場面もあります。(マジです)
過去に沢登りはテレビ番組「クレイジージャーニー」で特集されました。
この番組でピックアップされたのは宮城公博さんという方ですが、こんなとこ登れないよ・・・、落ちたら死んじゃうよ・・・って場所にどんどんチャレンジする方でした。
彼は言葉通り、クレイジーな側面を持っている方であり、世界遺産に勝手に登って逮捕されたり、影響を受けて沢登りにチャレンジした方が死亡したりとお騒がせ男なところがあります。その影響か、クレイジージャーニーのDVDにも未収録。ネットサーフィンをしていても、当時の動画はどうしても見つかりません。
彼についてもっと知りたい方やどんな場所に挑戦したか知りたい方は「外道クライマー」という本が出ていますので、こちらを読んでもらうしかないでしょう。
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この本はめちゃめちゃ面白かったです。筆者にとっての読んでよかった本100選に入っています。少しでも興味がある方は買う価値がありますね。ただ、マイナーなジャンルすぎて本屋では見つからないかもしれません。
ただ、筆者は一歩間違えたら死ぬような遊び方をオススメはしません。
難易度が高い沢ほど、入念な準備が必要になり、山の奥深くに入る必要が有ります。
私がオススメしたいのは、よっしゃ今日は沢に行こう!と気軽に登れる優しい沢登りでございます。
そんな筆者が目をつけたのが大分県別府市の別府ICからたった17分のこの場所です。
実はこの場所は、地元では有名な「へびん湯」という名前の温泉があります。
①山奥であること
②温泉があること
以上の理由から近くに良さげな沢もあるのではと推理いたしました。
実際に行ってみたところ...
まずは温泉を発見。画像の右上です。普通の人はここで温泉に行くのでしょうが、筆者の目的は温泉ではなく、沢!
温泉は無視して歩き続けます!
水の流れる音がする方へ歩くと小さな水源を発見!推理どおりの展開!
そして見つけました。沢です!
そのうえ、なだらかで難易度が低く、自然豊かな沢です!
ここから沢に入ることを決意。皆さんもこういうところなら恐怖心もなく入れるのではないでしょうか。
しかし、ここで一つ注意点があります。
皆さんがこの沢に入るとして、
まさか、沢に入るのに「靴」を脱ぐなんてこと考えはしないでしょうか。
ダメですよ!靴は脱ぎません!
砂利と枯れ枝ばかりの沢の中に入るのに靴脱いでいたら、痛いばかりではなく、怪我のリスクが高まります。
靴のまま入るわけですが、筆者はいつもSUPをしていますので水陸両用の靴を持っています。
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↑こんなの。画像の商品は1,280円と安価です。この程度で構わないので靴は着用しておきましょう。
※スリッパやサンダルは思わぬ事故を招きますのでおすすめしません。
さあ、準備万端で沢に入ってみたところ、思わぬ奇跡が起きました。
まさかあんな上流で・・・という出来事が起きるわけですが、それは次回!